会社スケジュール
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- システムアーキテクト試験(SA)
- プロジェクトマネージャー試験
- データベーススペシャリスト試験
- 中小企業診断士試験
- MOS
- 情報セキュリティマネジメント試験(SG)
- データベーススペシャリスト試験(DB)
社員ノルマ
✅ 自社アプリケーションソフトの購入方法と会計処理
1. 購入形態の選択
自社で制作(社内開発)
2. 会計処理の基本
資産計上:将来の収益獲得や費用削減が「確実」と認められる場合、無形固定資産として計上。
3. 税務上の注意点
研究開発費との区分:開発段階の費用は資産として判断。
減価償却:完成後は法定耐用年数(通常5年)で償却。
減価償却のルール
- 自社利用ソフトウェアの法定耐用年数は 5年(60か月)。
- バージョンごとに別々に償却処理を行う必要があります。
4. 証憑の準備
資産計上の根拠として、以下のような書類が必要です
1:
- 社内稟議書
- プロジェクト管理台帳
- 完了報告書・テスト報告書
導入支援
ハードウェアの機種選定
自社開発ソフトウェアのインストール
自社ソフトウェアのメンテナンス作業料として毎月の給料を経費として計上する
✅ 自社ソフトウェア関連業務に対する人件費の経費計上(日本)
1. 人件費の経費計上
ハードウェア選定、ソフトウェアのインストール、メンテナンスなどの業務に従事する社員の給与は、労務費として経費計上できる。ただし、ソフトウェアの開発に直接関わる場合、資産計上(無形固定資産)する必要がある。
人件費の取り扱い
- 開発に従事した社員の給与は、ソフトウェアの取得原価に含める必要があります(資産計上対象)。
- 保守・運用に関する人件費は、通常の経費として処理可能です。
2. 資産計上
自社利用目的のソフトウェアで、業務効率化や収益向上が「確実」と認められる場合は、無形固定資産として資産計上します。この場合、開発にかかった人件費(給与)も取得原価に含める必要があります 。
3. 月次の経費処理のポイント
月次で人件費を経費処理する場合は、業務内容の記録(作業時間・内容)を残す。
ソフトウェアのバージョンごとに、取得原価・償却開始月を管理。
- 月ごとの給与を経費として処理するには、**業務内容の明確な記録(作業報告書など)**が必要です。
- 例えば:
- ○月○日:A社員がソフトウェアのインストール作業に○時間従事
- ○月○日:B社員がメンテナンス作業に○時間従事
- このような記録があれば、労務費として月次経費に計上可能です。
修繕費と資本的支出の区分
内容 処理方法 例
障害除去・効用維持 修繕費(費用処理) バグ修正、ウイルス対策
機能追加・改良 資本的支出(資産計上) バージョンアップ、新機能追加
4. 監査・税務上の注意点
- 振替仕訳を行う場合は、作業時間や給与の根拠資料を残すことが重要です。
- 曖昧な処理は、監査で指摘される可能性があります。
5. 税務調査で指摘されやすいポイント
- 会計と税務の処理が異なるため、税務基準に沿った処理が必要。
- 曖昧な処理は、税務調査で「是正」される可能性があるため、明確な区分と証憑の整備が重要 。
6. 証憑の整備
- 作業報告書、稟議書、仕様書、請求書などを整備し、支出の目的と内容を明確に記録することが求められます。
🧾 実務上の対応例
項目 処理方法 備考
ハードウェア選定 給与 → 経費処理 一般業務として処理
ソフトインストール 給与 → 経費処理 作業報告書があると安心
メンテナンス 給与 → 経費処理 継続的な業務として処理
ソフト開発 給与 → 資産計上 無形固定資産として処理(耐用年数5年)
会社ノルマ
会社で仕入れた水晶玉(600万円)を850万円で分割払いで購入する場合、これは販売取引に該当します。
以下のように、仕訳と勘定科目を整理できます。
💼 取引の概要
- 販売価格:850万円(分割払い)
- 原価:600万円
- 利益:250万円
🧾 仕訳の例(販売時)
① 売上の認識(850万円)
(借方)売掛金 8,500,000円 (貸方)売上 8,500,000円
② 原価の計上(600万円)
(借方)売上原価 6,000,000円 (貸方)商品 6,000,000円
🔍 勘定科目のポイント
勘定科目 内容 売上 商品の販売による収益 売掛金 分割払いによる未収金 売上原価 販売した商品の仕入原価 商品 在庫として保有していた水晶玉の帳簿価額
✅ 注意点
- 分割払いの場合でも、販売時点で全額の売上を計上します(発生主義)。
- 分割で回収する金額は「売掛金」として管理し、回収時に「現金」や「普通預金」などに振り替えます。
分割払いの回収スケジュールに応じた仕訳例
分割払いの仕訳は、支払いのタイミングごとに「売掛金」を減らし、「現金」や「普通預金」などを増やす形になります。以下に、具体的な例を挙げて説明します。
💡 前提条件
- 総販売額:850万円
- 分割回数:5回払い(1回あたり170万円)
- 支払方法:銀行振込(普通預金)
🧾 分割払いの仕訳例(1回目の支払い時)
(借方)普通預金 1,700,000円 (貸方)売掛金 1,700,000円
🧾 2回目以降も同様に
(借方)普通預金 1,700,000円 (貸方)売掛金 1,700,000円
これを5回繰り返すことで、最終的に売掛金(850万円)はすべて回収されます。
✅ ポイント
- 分割払いでも、販売時点で売上は全額計上します。
- 分割で受け取る現金は、都度「売掛金」を減らす形で処理します。
- 支払方法が現金、振込、小切手などによって「借方」の科目が変わります。
分割払いに関する仕訳帳形式の一覧表:
日付 摘要 借方科目 貸方科目 金額(円)
2025-07-01 第1回分割払い 普通預金 売掛金 1700000
2025-07-31 第2回分割払い 普通預金 売掛金 1700000
2025-08-30 第3回分割払い 普通預金 売掛金 1700000
2025-09-29 第4回分割払い 普通預金 売掛金 1700000
2025-10-29 第5回分割払い 普通預金 売掛金 1700000
内容:
- 日付(支払日)
- 摘要(第1回〜第5回分割払い)
- 借方科目(普通預金)
- 貸方科目(売掛金)
- 金額(各回 1,700,000円)